雨上がりに今年も蓮が開花しました。
蓮と言えば、仏さまのシンボルになるほど尊重されている花です。
蓮が尊ばれている理由はいくつかありますが、花と果実が「同時に」出来ることもその一つです。
普通なら、花が咲いて、それが散った後に果実を結びますが、蓮は花の中に、最初から果実を宿しています。
浄土真宗は、「同時」の教えです。
必ず救うという阿弥陀さまのみ心が私に届いた、そのときに、私が仏さまにならせていただいくことが約束されるのですし、この命終わった、その瞬間にお浄土に生まれるのです。
そして、お浄土に往生すると同時に光り輝く仏さまとなるのです。
蓮の花を眺めながら、ありがたい教えをお味わいしたいものです。
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