月影

十月も末日となりました。

今週末から文化的催しが各地で多いようですね。桐生もファッションウィークに突入しています。街中には、樹徳高校文化祭ののぼりが立ち並んでいます。

こののぼり「月影祭」とあるのは、樹徳が浄土宗系の学校だからでしょう。

浄土宗の開祖法然上人は「月影の至らぬ里はなけれども眺むるひとの心にぞすむ」と詠われました。月の光はすべてのものを照らし、里人にくまなく降り注いでいるけれども、月を眺める人以外にはその美しさは分からない。阿弥陀さまのお慈悲のおこころは、すべての人々に平等に注がれているけれども手を合わせて「南無阿弥陀仏」とお念仏を称える人のみが阿弥陀さまの救いをこうむることができる・・という意味です。(知恩院HP参照)

今年の報恩講のコーラス披露曲にも「同じく照らす月影は高嶺にさえてくもりなし」とありますので、ポイントの一つとしてお味わいいただければと存じます。


そうです!既にご案内を発送させていただきましたが、来月5〜6日は、報恩講です。

過日の22日には、その準備として、婦人会本部を交えての役員会が開催されました。

今年も皆さまのご協力のもと、無事に報恩講をお勤めさせていただきたいと存じます。

是非ともお誘い合ってお参り下さい。