寒暖差の激しい中でのGWも終わり、いつもの日常が戻ってきたことと存じます。
今年も多くの人が、GWの渋滞には往生をされたのではないでしょうか?日常的に使われる「往生」とは、途中で行きづまったまま身動きが取れなくなることを意味しています。
しかし、親鸞さまの教えにおける「往生」とは、阿弥陀如来の浄土に往き生まれることです。
阿弥陀如来の本願には「あらゆる人々に南無阿弥陀仏を信じさせ、称えさせて、浄土に往生せしめよう」と誓われています。浄土真宗の往生は、この阿弥陀如来の本願のはたらきによる往生です。
親鸞さまは、如来のはたらきにより信心を得て念仏する人は今この人生において「必ず仏になるべき身となり、命終わった時には浄土に生まれて必ずさとりに至る」と示されています。
私たちにとって大事なことは、この人生において如来のはたらきをうけいれること、つまり信心を得て念仏する身にならせていただくことなのです。
阿弥陀如来の本願に気づいた人は、それぞれの人生を大切に歩むことができます。
参考文献「親鸞さまの教えって何?」
教学伝道研究センター・伝道社会部
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